« 残暑厳しい円筒分水 | トップページ | 途中夕立の記念すべき第150回清掃に19名参加 »

2012年9月12日 (水)

二ケ領用水六ケ村堀に設置したEM菌だんご!?頑張っています

2012年3月22日、円筒分水スプリングフェスタの前日、「久地円筒分水からながれる水をもう一段階浄化できないか? そしてこの下流の水辺をきれいにできないか? せめて子どもが水遊びできる水質にまで???」の願いを込めて六ケ村堀の溢流口に1500個のEM菌だんごを沈下設置しました。あの日から6ヶ月、EM菌はどんな働きをしてきたのか、とても気になるところです。

2012年9月10日と11日、円筒分水の4筋の堀の水を同時に採取し、滅菌パックの容器に入れて平塚にある神奈川県環境科学センターに持参しました。
ここは県の研究・調査機関で、県民に公平に窓が開かれていて、諸々の依頼案件に応えてくれるほか、今回のような調査に対しても「依頼者が自身の責任と費用で実験し測定することができる」というところが、我々にとって、とてもありがたいことです。
3月にEM菌団子を設置のときも、川崎市からは、「EMの浄化効果を実験するだけ!」「市は費用は出せない!」「水質調査や浄化効果の測定は自費で!」と条件をつけられ、われわれNWFはすべてを受け入れて、1年限りの実験を許可されたわけです。効果がなければ打ち切りというわけです! ギリギリの背水の陣といったところです。

朝9時から30分間に、 (1)六ケ村掘溢流口、(2)六ケ村堀20m下流、(3)久地掘、(4)十三ケ村掘り、(5)川崎堀竹炭の下流、5ヶ所の水を滅菌パックに掬い取り、その足で平塚にある環境科学センターに直行しました。10時30分には到着し、担当のH氏にお願いして、分析をすることにしました。

検査項目は、お馴染みのCOD、PH(ペーハー)、気になる大腸菌群の数、関連する導電率、過マンガン酸カリウム、全チッソ、全リン、等々で、これらを採水箇所別に調べるのです。大腸菌群については、培養に20~24時間かかりますので、結果は翌日になります。翌10日も8時30分に再度採水し、全チッソ、全リン調査に備えました。

詳細は別途報告しますが、今回の分析結果は以下のようになっています。
1.(1)のPHは2回測定の平均では7.78と他の4ヶ所の中では一番低くなっています。
2.CODはどこもほぼ同じようです。
3.大腸菌群は(5)が217.5と最も小さい値で、(2)は260.0と次に小さい値でした。
4.全チッソは(2)が若干、他よりも低めでした。
5.全リンは(5)が0.07mg/Lと一番少なく、その他はすべて0.12となりました。

総じて言えることは、効果の見極めには継続観察が必要だということです。例えば、日本橋川のように、EM培養液の投入を試みるとか、川崎掘に設置している竹炭とEMとの併用、等の対策が望まれるところです。

(文・写真 阪口代表)


20120910a 20120911a 20120911b 20120911c

写真 左上から 六ケ村堀のだんごの状態(半分程度は溶けている)、採水液を培養プレートに滴下します、大腸菌群数を数えます、発色させた全リン検査液

« 残暑厳しい円筒分水 | トップページ | 途中夕立の記念すべき第150回清掃に19名参加 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 二ケ領用水六ケ村堀に設置したEM菌だんご!?頑張っています:

« 残暑厳しい円筒分水 | トップページ | 途中夕立の記念すべき第150回清掃に19名参加 »

2020年12月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ